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3DCADソフトのブラジャー設計への活用 4

9月5日夜にNHKTVで放映されたタモリ氏司会の「NHKスペシャル 巨大災害」をご覧になった方も多いと思います。筆者も今までは恥ずかしながら自分の事と真剣には捕らえていなかったのですが、昨今のこれまでに経験しなかった竜巻、豪雨などが身近に頻発すると本当に怖い時代になって来たと思わずにはおられませんでした。

   CADの描線



 これまで色々と社内でのCAD取り扱い体制について苦言を書いてきましたが、実はそんなことはどうでも良い、余計なお世話な話しで、かえって非効率な体制にしてもらったいた方がそんな体制をとっていない会社が逆に浮き上がれるので指摘せずに黙っていた方が良かった事かもしれません。

 筆者がCADについてこのブログで一番お話したい事というのは「製図線の描き方」が気に食わないという事です。


 元に戻って考えるとCADとはコンピューターに助けてもらいながら行うデザイン、設計ですから、これをもっとも活用しやすい分野は機械、建設、建築、機器設計などハード(硬い)な製品を設計する部署です。我々、服飾関係で生活している者はCADと聞くとすぐに服飾パターン用を想起しますが、世の中でCADと言えば前述のハードな業界で使うそれであって、そのために服飾関係で使うCADはわざわざ「アパレルCAD」という呼び方で区別しています。

 何が大きく違うのかといえば、筆者の感想では「曲線を多用するか、しないか」にあるように感じています。一般的なCADの中で例えば有名な「AUTODESK」社の「AutoCAD」などハードな商品を設計するに良く使われるソフトは「直線による描線」を基本としています。そのために最初にスタートの1点を取り、それと結ぶべく相手となる点を取ろうとマウスを動かすと自動的に水平になるライン位置はここだよ、垂直となる位置はここだよとガイド線が出て来るようになっているソフトが多いです。これは角度が90度である長方形、正方形の描画が基本になっていると言う証拠です。こうしたハードな商品の設計でも曲線(カーブ)も出て来ますがそれらはたいていは正円(コンパスで描いた円の一部)で「面取り」などと呼ばれ、その曲率を指定して描くため正円でないと描きにくくなっています。

 そして我らが「アパレルCAD」の方は「自由曲線による描線」が基本です。コンパスで描いたようなきれいな円の一部でパターン線を構成していることはめったにありません。そうなると上述の一般的なCADソフトでは服飾パターンメーキングでは使えない、または非常に使いにくいと言うことになるでしょう。


またまた次回に続きます。


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