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ブラジャーの基礎 41

服飾における原型についてさらに話を進めて行きます。

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「原型は人間という土台に従い、より適切でより美しいデザインの服をつくるもととなり、ガイドであるということができる」(田中千代先生著 新田中千代服飾事典)


前回の解説をさらに推し進めた形になっているこの文章では、原型は人体という原点からスタートして「より適切でより美しいデザイン」をつくるために存在するものであると言っておられます。
つまりスタートが人体であるというは納得してもらったにしても、それを基にしてより良いデザインを作るためのものが原型であるのだと。

ですからいつまででも人体に固執し続けるのではなく、目標はより良いデザインの衣服を作ることであるから、「人体、体型からの脱離」が適当なタイミングで必要であるということなのだと思います。

問題となるのは「いつが適当なタイミングであるのか?」ということですが、この観点からアウターウエアで一般的に採用されている様々な「原型」を眺めてみるとどれも今回の解説文の趣旨を活かしていると感じます。
上記の「人体からの脱離」については具体的には「人体と衣服間に存在するゆとりへの配慮」が大きなポイントです。つまりアウターウエアの原型作成過程においては「ゆとり量を適切に設定」することによって人体の形状や寸法といった物理的側面から離脱し、独立した存在としての「衣服」というものの主として視覚的な存在美とでもいうべきものを演出せんがためのトライアルを行ない始めるということになるのでしょう。
そしてその努力が結実化し、具体化したものが(アウターウエアの)「原型」となっていると言えるのではないでしょうか。


それではインナーウエア、下着衣料の原型はどうでしょう。インナーウエア、下着衣料もいろいろな種類があって一まとめにその原型の性格について論じることはできませんが、ここではこのブログの主題である「ブラジャー衣料」の原型についての考察を次回から申し述べて行きたいと思います。


    一緒に原型を考えましょう! 
La CeRES

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