FC2ブログ

新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

 今年はどんな良いことが待っているのでしょうか?それをあれこれ考えるだけでワクワクしてしまいます。
 あなたも、これまでなかなか実現できなかったオリジナルランジェリーが具現化できて、永年の想いがかなってしまうかも知れませんよ!


          迎春


 2014年初めての題として「人間」という話題を取り上げてみたいと思います。

 なぜそんな話題になってしまうの?と疑問に思う方もおられるかも知れませんが、下着は「INTIMATE(親密な) APPAREL」と呼ばれるように、人間の体に対して非常に近しい関係の立場にいる衣料だからです。人間は生物の中で唯一、衣服を常時着用している生物です。従って衣服は程度の差こそあれ、人間の第二の皮膚のように、人間の体、特に表面となる皮膚面は捉えている傾向があります。そのためにその期待に応えるように、特に下着は考えられなければなりません。
 ランジェリー(下着)クリエイションの主役は、クリエイターというよりも「人間」そのものなのです。

 このように話を進めてくると「なるほど」と思っていただける方々も多いことと思いますが、実際はそのようにはうまく行かないのが現実の姿なのです。

 その要因の一つの大きなものは「人間の不合理性」というものがあります。

 様々な現象がありますが、一例としてこのブログの主題のブラジャーアイテムに関係することを挙げてみましょう。
 ある時、以前から継続して製造しているブラジャーのカップ部の一部において使用していたミシンの機種を変更したことがありました。もちろん仕上り寸法は同一に管理しています。ところが販売するとすぐ店頭から、お客様が以前と着用感が少し違うと言う話しが出ていますと言う情報が入ってきました。このようにほんの僅かな変更でも人間の体は微妙にそれを察知するのです。

 一方、こういう話もあります。店頭で採寸してあげて「お客様にピッタリのサイズは○○サイズですからこの商品を一度お着けになってみてください」と話を始めたところ、「もっと小さいサイズのほうが私にピッタリ」と言われて採寸サイズよりずっと小さいサイズを購入されたお客様。

 どちらも現実です。この例は二人の別の人の話ですが、一人の同じ人でも部位や時間や環境によって敏感だったり鈍感だったりします。こうした場合理論と言うものは余り通用しません。
 そして、どうしたら良いかを解決する有効な方法はまず無いでしょう。

 今年一年のクリエイションをスタートするに当って頭においておくべきことは

パターンを決まり通りに引いて商品を設計するのではなく、私たちは‘人の気持ちを設計’しているのだ」と考えることです。

そしてその事こそが「デザインする」事になるのです。


     La CeRESの
新春ランジェリーセミナーは1月19日(日)です。
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント