「ランジェリー」って?

ランジェリー情報マッチングサイト「Lin-CREA」スタートに当たっては、やっぱりこれを考えなければならないんでしょうね?

ランジェリー


ランジェリー」と言う言葉の内容はあまりはっきりしているものではないようです。

筆者は色々な場面で「ランジェリー」を説明する時、「装飾性の高い(女性用)下着衣料」と言うように話しています。下着衣料の中でも装飾性の高いものという趣旨でこれはこれで問題ないと思うのですが、下着企業が集う下着業界では「ランジェリーとはスリップ、キャミソール、ペティコートなどアウターウエアと肌の間に介在する衣料」というのが一般的です。これらは昔から装飾性も高いので筆者の内容と通じる処もあるのですが、これではブラジャーなどのファンデーション衣料はランジェリーには入らないということになってしまいます。
また他方の解説では「ホームウエア」と呼ばれる、室内で着用されるルームウエア、ラウンジウエアさらにはネグリジェなどの寝装類もランジェリーに含まれるという話も聞いたことがあります。

ただ、衣服の分類というものはあまり学術的な話しには囚われず、時代時代の生活者の意識により当てはめて行けば良いのではないかと筆者は考えています。そしてこうしたファッション用語としての考え方に加えて、現代用語としての考え方も加味しなければなりません。

これらを総合的に考えますと、現代の非常に高度な装飾を施されたブラジャーを「ランジェリー」と呼ばないというのは逆に大きな違和感を覚えてしまいます。そこで筆者は、「あまり衣服の形や機能からの分類には囚われず、ボディを強く意識した高度に装飾的な衣服をランジェリーと呼ぶ」と考えたらいかがかと自身で想い、提唱いたしたいと思います。
     素晴らしいランジェリー

ちなみに「(女性用)」と冒頭に記載しましたのは、別に男性用のランジェリー(装飾性の高い下着)があっても良いのではないかと筆者は考えます。筆者のところにもたまに「男性用下着のパターンを引いて欲しい」という依頼が来るのですが、新ブランド用といってもデザインは過去に見たようなものばかり。どれも装飾性、デザイン性に優れたというものではありませんでした。
男性下着デザイナーはもっと工夫を凝らすべきだと思います。でももっとも着用者のほうがその考えに追い付かないのかもしれませんが・・・。

次回からはランジェリークリエイションに役立つ話を。

 
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Lin-CREA と このブログ

ブログのデザインを新しくしました。
理由は前回ご案内した、情報交換サイト「Lin-CREA」(ラン・クレア)立ち上げに伴い、このブログでもランジェリー創作に役立つ、いろいろな角度からの情報を掲載したいと思っているからです。

     簡単制作


7月9日と10日の2日間、新宿の文化服装学院近く「ミシンプロ」さんのスペースを拝借してシンプルなトライアングルブラとショーツの制作実習を行いました。
ミシンプロ」さんのありがたいところは実習に必要なスペースとミシンとをリーズナブルに貸していただけるところです。ミシンの状態もさすがに「プロ」だけあって万全ですし、何台も貸していただけるので筆者のように大阪から出張で上京する者にとっては身軽に伺えることも本当に感謝しています。

そういうわけでいつもミシンプロさんに無理を言って拝借しているのですが、この実習に参加していただける方々は別にソーイング作業を今後したいと思って来ている訳ではありません。
ランジェリー・クリエイターを志す人にとって「制作作業」はデザインをする上で必須なんですね。「デザイン」と一言で言いますがデザインをある程度のレベルに完成させることができるには一瞬の閃きなんかではなく、地道な「試作(プロトタイピング)」の繰り返しでしかありえないんです。

陶芸の道を進む人でも自分がこれだと思って焼きを入れて出来上がった作品が気に入らず、何度も何度も挑戦するという姿を見たことはありませんか?ランジェリー創りも作品創作過程としては全く一緒なんですね。
ですからランジェリー・クリエイターも手近に試作設備(つまりミシンなどですね)を置いておいて、閃いたときはすぐに試しに形にしてみるということがクリエイションに大いに役立つし、自分のクリエイション能力をさらに高めるのに役立つということになるんです。


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