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デザインって? 2

新年明けましておめでとうございます。
2016年、さらに研鑽を積むべく親会社は呼称を「L.C.L. Design」としました。安さではない感動を商品を通じてお伝えできればと考えています。
   LCLDesign


昨年末のブログでは「デザイン」とは何かというとてつもない課題を取り上げてスタートしましたが、今回は新年のスタートにあたり、私たちの抱負も込めてランジェリーのデザインとは?についてを・・・。

 そしてランジェリーにおける「デザイン」とはどういうものであるべきなのでしょうか?現市場を見る限りランジェリーをオートクチュールのようなオーダーで作製し、その事業だけで店を維持出来ている例というものは余り聞いたことがありません。圧倒的に既製ランジェリーを販売しているという形態が多いのではないでしょうか?
 となるとそこで役立つデザイン手法といえばやはり「工業デザイン」であるはずです。ものづくりの最初から販売に至るまで考慮しつくすデザインであるべきはずです。ところがランジェリーだけでなくアパレルと呼ばれる衣服製造分野の担当者の中にはオートクチュール的な考え方、仕事の進め方にこだわる人もおられたという事も事実です。どちらが仕事として優劣があるという事ではありません。どちらが商品の提供法として適しているかと言うことです。
 ただ、こうした工業商品をオーダー商品のごとくにものづくりするという考え方は次第に収束しつつあり、アパレルにおいては日本でも合理的、効率的デザイン作業と言うものに移行して来ている、というよりも移行せざるを得ない状況にあるようです。

 ところが最近になっての大きな問題点は日本においてはオートクチュール的デザインもプレタポルテ的デザインも行う人が少なくなってしまったと言う事実です。以前から一般化してしまった海外生産化の嵐の中で私たちは製造という作業の委託だけでなく、企画も含めた委託を推進し、さらに悪いことにコピー元を手元に残してコピー物を渡せば良いものを原紙を全て渡し、手元に原紙を残さなかったと言う間違いを起こしてしまった多くの日本企業があります。そのために国内では製造力のみならず技術力も流失してしまい、ランジェリーの工業デザイン力も瀕死の状況に陥ってしまっている状況にあります。

 新年のスタートにあたり私たちランジェリー「デザイン」に生きる者はまずデザイン行為の原点に返って「デザイン」を学び直すべきです。そしてすでに技術が流出してしまった後であれば「新しいデザインの柱」を少しずつ築き上げることが大切であると思います。
そのためにも若く活力ある人たちの「クリエイション思想」が待望されています。
他の国に無い日本独自の原点に返った「新しいランジェリーデザイン力」を花咲かせようではありませんか。


              Maison de LINGERIE  La CeRES
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