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ブラジャーの基礎 32

 前回記したように特に人類において「脂肪」の役割と言うものはその情緒的面において非常に大きな働きを持っているはずです。
  シルエットが命


 さあ、そこでブラジャーとの関係です。

 筆者が継続開催しているランジェリーセミナーの「ブラジャー基礎」編では、バストという部位を人体の中で非常に特異な部位として採り上げ、その後にパターンメーキングの解説をするようにしています。そのひとつの理由は形状的な面によるものですが、もうひとつの大きな理由はこれまでにしつこく述べてきたように「人体の脂肪層は他(の動物)に対して情緒的面において特に強く訴える力を持っている」と言う性格によるものです。

 皮下脂肪は前述の通り多少の差はあれ全身の皮膚下にほぼ満遍なく分布しているのに対し、バスト部のそれは一所に集中して多量に存在しています。このような部位は男女を通じても見つけることが出来ません。そしてその脂肪層というものは、人体のさまざまなパーツ類の中で「流動的」性質を持っているのが特徴です。そうした脂肪層の性質を知って、人類は衣服を着て過ごしてきた長い歴史の過程において「ファウンデーション・ガーメンツ」と称する体型補整衣料を案出し、脂肪層が多く集中しているバスト部、ヒップ部、ウエスト部、太腿部などにおいてその効用を享受してきた・・
というのがブラジャーをはじめとするファウンデーション衣料の出生そして成長、持続の本質でしょうか?


 筆者は、本質は少し違うように感じています。ブラジャーに限らず、衣類を考案し、使用し続けることによって長い期間生きながらえる理由は、「脂肪層は流動的だから整えやすい」等というような医学的、科学的面によるのではなく、「脂肪層をこう動かしたらとてもきれいになった」と言った情緒的側面からによることの方が大きいのではないでしょうか?特に女性向け衣料の場合はその傾向が強いと思います。

 つまり、ブラジャーの評価は「どれだけバストアップできるか」などという物理的話ではなく、「どれだけきれいになったか」という情緒的評価が商品価値を決める最終ポイントなのではないでしょうか。
 単に「どれだけアップした、どれだけ寄せた」というのではなく、「美しくなった」という情緒的視点でボディを捉えることが、脂肪層を扱うアパレルではその底辺に流れる必要不可欠な考え方なのではないかと思います。


 シルエットを極めたい 
La CeRES
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プリント生地の三角ブラジャー

今週は「三角ブラ制作」セミナーのキャンペーンとして色々な作品例をご紹介しています。
プリント三角ブラ


昨日まではずっとレース使いの三角ブラ制作例を紹介して来ましたが、La CeRESのセミナーで創れる三角ブラはもちろんレース使いの作品だけではありません。

今日の作品例はどこにでも売っている綿ローンのプリント生地を使った例です。この生地ならばプリント柄はお店に山ほどあるから、自分の気に入ったデザインのものがすぐに出来ますね。
それに全体がコットンだから肌に優しくて気持ち良い!

ちょっとした旅行や部屋着などにも応用が効きます。

興味がありましたら次のLa CeRESのランジェリーセミナーにご参加ください!


7月の東京ランジェリーセミナーは既に満員になりました。申し訳ありませんが次回以降の開催をお待ちください。

パターンメーキングから作品制作まで、唯一のランジェリーものづくりセミナーは La CeRES が開催しています

ランジェリー制作セミナーのご紹介

7月度の東京ランジェリーセミナーはすでに満員になってしまいました。
今日のブログはセミナー内容のご紹介です。
       三角ブラ作品4


今度の東京ランジェリーセミナーでは
例えばこんな三角ブラも1日で創れるようになります。

本格的なブラジャーを創るのはちょっと大変ですが、
三角ブラならば結構気軽に創れます。
今度のセミナーは材料やミシンもこちらで準備しますから
手ぶらで参加することもできます。

<東京ランジェリー集中セミナー>
7月度「三角ブラ制作編」

2014年7月13日 日曜日 11時~18時
新宿駅近く ミシンプロ様にて


あなたのブラジャー創りを La CeRES が応援します!


大変申し訳ございません。すでに、定員に達してしまいましたので今後のお申込みはお受けできません。
次回以降のご参加をお待ちしております。

主催は La CeRES です


三角ブラジャーを楽しく創りましょう!

三角ブラ作品2


この三角ブラはカップの両サイドにスカラーを出してみました。

これからの季節にマッチした「三角ブラジャー」。
リゾートに、リラックスウエアとしてもオリジナル作品は光り輝きます。

<東京ランジェリー集中セミナー>
7月度「三角ブラ制作編」

2014年7月13日 日曜日 11時~18時

詳しくは こちら  のページをご覧ください。

大変申し訳ございません。6月25日、定員に達してしまいましたので今後のお申込みはお受けできません。
次回以降のご参加をお待ちしております。


La CeRES でオリジナルランジェリーを創りましょう! 

レースの三角ブラは嫌いですか?

レースの三角ブラには興味ありませんか?
三角ブラ作品3


例えばこんなレースブラも1日で創れるようになります。

ブラジャー創りの第一歩は「三角ブラジャー」から。
比較的簡単に創れますし、今後普通のブラジャーを創るときの基礎力がつきます。

<東京ランジェリー集中セミナー>
7月度「三角ブラ制作編」

2014年7月13日 日曜日 11時~18時
新宿駅近く ミシンプロ様レンタルルームにて
参加費用 ¥8000円/人 材料費含む


あなたのブラジャー創りを La CeRES が応援します!


大変申し訳ございません。6月25日、定員に達してしまいましたので今後のお申込みはお受けできません。
次回以降のご参加をお待ちしております。



インティミッシミ の印象

大阪に一号店てどうなんでしょうか?日本の市場を一度体験してみてから東京進出?
インティミッシミ


 確かに「店」としての印象が良いです。まだ個々の商品は見ていないのですが、とにかく今までよく街で見かけるインナーショップとは一線を画する店づくりだと感じました。筆者はこの会社に詳しい訳ではないのでこれまで全世界に展開してきたショップが常にこのような店づくりをしているのかどうかは知らないのですが、いかにもインナーショップという感じがしないのが個人的にとても良いと感じています。

 ところでなぜ日本のインナーショップ、百貨店の「婦人肌着売り場」も含めて、現在はほとんどメーカーのSPAとなってしまった「下着専門店」も、店名は違うけどなぜ昔から皆同じような「店づくり」をしているのか以前からとても疑問に思っていました。
 特徴的なのはこれでもかとハンガーバーに掛けまくった商品の山です。店の在庫を全部飾れって言われている?在庫スペースが少ないから店頭をストックヤード代わりに?と勘繰るほどどの店もたくさんの商品を同じような什器で飾っています。
下の写真は近くにあるSPA店ですが、この店だけでなく他のお店もよく似てますよね。

インナーショップ


 筆者が過去、アウターウエア会社のブランドによるランジェリー商品開発にかかわった時、アウターウエア会社の店頭作りはインナー会社のそれとは考え方がかなり違うと感じました。あれからかなりの月日が過ぎましたが、街のインナーショップは相変わらず。
 そのほうがお客さんも安心して買うから?デザインを依頼する店飾設計会社が旧弊だから?モダーンな什器を新たに制作すると販促費が異常に膨らんでしまうから?

そうした点からも筆者は インティミッシミ の活躍に期待したいと思います。
今後機会があれば、その商品のものづくりの面からの感想もアップロードしてみたいと思います。


こんな三角ブラを創ってみませんか?

       三角ブラ作品1


例えばこんなブラが1日で創れます。

1回参加すれば後は、少しサイズを大きくしてみたり、素材を変えてみたり、色を変えてみたりとそれこそとってもたくさんの三角ブラが創れるようになりますよ。

<東京ランジェリー集中セミナー>
7月度「三角ブラ制作編」

2014年7月13日 日曜日 11時~18時
新宿駅近く ミシンプロ様レンタルルームにて
参加費用 ¥8000円/人 材料費含む


東京ランジェリーセミナーの主催は
 La CeRES です

大変申し訳ございません。6月25日、定員に達してしまいましたので今後のお申込みはお受けできません。
次回以降のご参加をお待ちしております。


ブラジャーの基礎 31

 脂肪の良いところも感じ取って、と言うのが前回の趣旨でした。そのひとつはエネルギー貯蔵機能という物理的基本機能の側面ですが、筆者がもっと力説したいのは情緒的側面から見た脂肪層の効用です。
笑顔  「人体のしくみ」ワークスコーポレーション刊より

 骨、筋肉のブログでも触れたように、人間と言う動物は奇妙な生き物で、棒状の硬い骨で構造体を作り、それらを動かすためにゴムひものような筋肉を使って引っ張り、全体としていろいろに動き回れるような物体です。
 そしてエネルギー源の摂取、全体のコントロールなどを司る内臓類、血管類があれば生物としての機能は果たせるはずなのです。

 ところがこれら全体を保護するための膜、皮膚が加わることによって、これらの物理的基本機能とは別にこの「情緒的な見方」というものが台頭してきたのではないかと考えられます。情緒的というのは具体的には「きれい」「美しい」などという類の言葉で表現される効果です。

 目にしたことが無いためはっきりと断定は出来ませんが、骨格と筋肉と内臓とで出来た人間に対してはきれい、美しいと言うような評価レベルの感情には達しにくいのではないかと思われます。
 つまり被膜である皮膚があって初めてきれい、美しいと言う評価レベルに達しているのではないかと考えられます。

 これは誠に不思議な現象で、実質となる構造体ではなく包装皮によって私たちは他の動物を判断しているのです。街で見かけた人が自分の友人であるかどうか、その人の体の具合が良いのか悪いのか、初めて会った人だけど怖そうな人か優しそうな人か、その他様々な内面を皮膚の凹凸具合で判断しているとも言えます。


 さてここまでは以前にも書き記した「皮膚」の効用ですが、そこにさらに「脂肪層」が加わるとその情緒評価域が格段に拡がります。
 もっとも基本的な点としては性差と言うことが上げられましょう。一般に男性は脂肪層が薄く、そのために骨格や筋肉が皮膚の上から推し量られゴツゴツとした体型になりますし、女性は厚いため曲面的な柔らかい体型になることが多いです。

 細かく見てゆくと脂肪層は体表面下に均一に分布していると言うのではなく、強弱をつけて分布しています。そのために他人を外見で判断する時、ある特定の部位に厚めに脂肪層が付いているのは○○さんという判断をするような認識回路が頭脳に刷り込まれて行っているのだと言うことになります。
 そのため、頭蓋骨だけ見せられても○○さんとはすぐには分かりませんが、皮膚と脂肪付きで見せられると、○○さんに間違いありませんということになります。

 私たちはこのように日常常に脂肪層の影響を大きく受けながら、他の生物を眺め、好き嫌い、喜怒哀楽を判断しているのです。


ブラジャーのパターンメーキングは 
La CeRES へどうぞ

7月度東京ランジェリーセミナーのご案内

先日お話しました東京でのランジェリー集中セミナーにつきまして開催の要領がまとまりましたのでご案内いたします。

東京ランジェリーセミナー
長文になっておりますので、お手数ですが こちら のページでご覧ください。

開催日時は7月13日 日曜日 11時から18時
開催場所は ミシンプロ様レンタルスペースにて  JR新宿駅南口から徒歩5分程度



ランジェリーが大好きで、我慢強い方々のご参加をお待ちしております。

主催は
 La CeRES です。

大変申し訳ございません。本日、定員に達してしまいましたので今後のお申込みはお受けできません。
次回以降のご参加をお待ちしております。




「含み綿」

「含み綿」という言葉を知っていますか?
表情


 「含み綿」は芝居、歌舞伎などで登場人物の顔つき、性格、感情などを表すために口内に綿を含ませることによって、様々な人物そして表情を「造形」するために使われます。また、亡くなられた人の顔形を整えるためにも一般的には使用されていて、最後のご対面の際には落ち着いたお顔を拝見することが出来るようにしています。
 つまりこの綿は人の顔面の表情を変えるために使われています。そしてその綿を詰める位置、量によって微妙に様々な表情を演出できるので昔から使われてきているのです。

 この「綿」を「皮下脂肪」に置き換えてみたらどうでしょう。綿のようにはすぐに入れたり取り外したりは出来ませんが、脂肪層の溜まる位置、そしてその量によって同じ人の表情が裕福そうに見えたり、逆に貧相に見えたり、人の好さそうに見えたり、疑い深く見えたりするだろうことが容易に想像できるでしょう。

 以前のブログで「私たちは他人の骨格を見ているのでは無く、包装材料である皮膚を見て判断している」と記しましたが、実は皮膚というよりも私たちは「皮下脂肪がどこにどれ位付いているかによって他人を判断している」と言えるのではないでしょうか。 

 子供のころには皮下脂肪は少な目のためなかなか内心と言うものは分かりづらいということがありますが、中年を経ると次第に脂肪量が多くなり、秘めていたはずの内心が分かりやすくなるはずです。
 筆者も昔から親に良く言われましたが「子供のうちの顔は親の責任だが、40過ぎたら自分の顔になる」つまり、40歳までには責任が持てる顔に自分でしておかなければならない、という話です。さらに見る側の人も年齢とともに他人を見る目が肥えて、顔を見ただけでその人が信用できるかどうか大体分かるようになりますから、本当に40歳前後は大きな分岐点なのですね。

 論語に「四十にして惑わず。  五十にして天命を知る。  六十にして耳順がう。  七十にして心の欲する所に従って、矩を踰えず。」とはまさにその通りと感じる年齢に筆者も達して来ました。
 そしてその内なる心持ちはそのまま「脂肪」の働きによって顔面に現れ、世間の人たちに公表しながら歩き回っていると言うことになりますね。     怖いことです。


 次回は本題に戻ってブラジャーの話しをいたします。
    La CeRES

ブラジャーの基礎 30

今回のブログから「脂肪」についての話に変わります。でも脂肪って皮膚下にあるのでは?
皮膚の断面図
今回の図は以前掲載したものと同じ皮膚の断面図です。(間壁治子先生著「被服のための人間因子」より)


 骨から始まって、筋肉、皮膚と話を進めて来ましたが最後はこれから始まる「脂肪」についてです。体内での脂肪も「皮下脂肪」と「内臓脂肪」がありますが、この中でここで取り上げるのはブラジャー、下着に大きく関係する「皮下脂肪」についてです。

 しかしながら、そもそも皮下脂肪層は皮膚層の中に含まれるものなので、前回のブログまでで解説した皮膚についての話の中ですでに取り上げ済みであると言えばそれはその通りです。
 ところが下着類の話をする場合、どうしても脂肪のことはメインで取り上げざるを得ません。そのため皮膚の内容と重複する箇所もあると思いますがあらためて脂肪について考えてみると言う趣旨で別項として話しを進めたいと思います。


 「脂肪」と聞くと一般的に現在ではあまり良いイメージがありません。「メタボ」とか「ダイエット」とかが声高に喧伝されている現状では、脂肪を良く言うとたちまち叩かれてしまいそうな状況です。でも脂肪は人間にとって無くてはならないものです。
 それはエネルギーの貯蔵機能のことです。皮膚のところでは「栄養貯蔵機能」として解説しましたがこれが脂肪の働きということになります。
 たびたび引用させていただいています間壁治子先生著「被服のための人間因子」には「平均的人体の場合、体重の20~40%が脂肪で約40日分のエネルギーを貯蔵している。肥満体の場合は正常の代謝の1年分またはそれ以上のエネルギーをもつといわれる」と言う記述があり、現在は食べるものに不自由しない時代ですが、将来や万が一の場合はこの機能がとても有難いということになるはずです。
 ただ、生体に必要とされるのは脂肪によるエネルギーの面だけではないので、確かに悪影響の面もあるのですが。


  脂肪層と仲良く進みましょう! La CeRES


2014年夏季ランジェリー制作集中東京講座開催について

暑い日が続いたと思ったら、梅雨の季節に入りました。
2014年も半ばに差し掛かって来た今、ランジェリー業界もだんだん興味をそそられる元気の良い話が聞かれるようになりました。さあ、自分のイメージ実現を目指して頑張りましょう!
素晴らしいランジェリー


長い間、東京でのランジェリーセミナーはお留守にしてしまっていましたが、このたびセミナー再開を決意し、集中講座を企画いたしましたのでランジェリーフリークの皆様のご参加をお待ちしております。


 講座題目:ランジェリー創作集中講座

 講座概要:ブラジャーなどのアイテムについて、簡単なパターン制作から作品制作 までを集中的に1日8時間程度で解説・実習・制作を行い、完結させます。
        作品制作用材料をこちらで準備いたします。

 開催予定日:2014年7月上旬の土曜日または日曜日の各日11時~18時を予定
    開催予定は土曜日と日曜日の2日になりますが、ご参加いただくのはどちらかの一日です。
    両日とも同内容の講座を行います。

 開催場所:東京都渋谷区 ミシンプロ様にてを予定(JR新宿駅から徒歩10分程度)

 催行人数:最少催行人数2名 最大催行人数4名 
    最少人数に満たない場合は中止、
    最大人数以上のお申し込みがあった場合には早くお申し込みいただいた順になります。

 参加費用:1名当り¥8000円を予定   教材費、材料費を含んでいます
     先行振込み


詳細を6月中旬にこのブログで再度ご案内いたします。

この集中講座についてのお問い合わせ、お申し込み等は
  06-6305-0686 または info@laceres.com 
 
株式会社L.C.L.ホールディングス 石井宛にどうぞ

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