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【重要】ランジェリー・ブログ一時休止のお知らせ

 長い間、ご覧いただきましたこの「ランジェリー・クリエイターのためのブラジャー講座」ですが、
以前のこのブログでお知らせしましたTV放映以降、私の運営する「La CeRES」のランジェリー・レッスン実地希望の方が非常に増えたことにより、このブログに力を回すことが出来づらくなってしまいました。

 私自身もこうしたブログだけではなかなか「コツ」というものが伝えにくく、無理が多いとはずっと感じてきたことなので、やはり当方において実地のレッスンを行うことがベストだと確信しています。
今回、TV放映によってその方法を選ぶ方が増えたのですからむしろ本意と喜ぶべきことかもしれません。
 また、いつもカウンターをチェックしていますが残念ながらフォロワーの方も増えていませんので、このブログをご覧になった方もその辺りの短所を見抜かれたのかも知れません。

 そうした状況により、9月で一旦、新規のブログ掲載を休止させていただくことにしました。
 今後新たな展開となって余裕が出来ましたら、続編を再開させていただこうと思っております。

長い間ありがとうございました。
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パターンメーキング実習28・・・ブラジャー模型の作製8

こうして作り上げたカップが写真1のようなものになります。


この出来上がったカップ模型のチェックポイントは

1) 全体の形状が適切であるか。 このチェックが一番大切なものになります。しかしながら同時に一番難しい項目です。「適切である」とはどういうことでしょうか?
 カップの形がきれいである、構造に無理が無い、接ぎ線がスムースで美しい・・などが頭に浮かびますがそれほど簡単に特定することはできません。創作者の意図にも大きく影響されているからです。
 カップの完成度を判断するには多くの経験の積み重ねによるしかないように思えます。

2) 接ぎ線の長さが一致していたか。 布と違って紙はごまかしが効きませんから上カップのカップ接ぎ線の長さと下カップのそれとが相違していた場合、必ず最後の所にズレが出てしまいます。
 写真2のようにきちんと一致していなくてはなりません。

3) 接ぎ線端の合せ角度が適切であるか。 分かりやすく言うと「接ぎ合せによって出来た辺が直線かどうか」ということですが、細かく言うと若干角度を持った177度から179度位のほうが良いです。
 これはカップ全体の形状が円錐形ですからその下辺も円の一部であるからです。また、実際の扱い上からも直線よりもほんの少し角度を少なめにしたほうがきれいに仕上がります。


以上のようなチェックをしてみて、作り上げたカップ模型がうまく出来たかどうかを判断します。


cup2
写真1



cup3
写真2

ランジェリー・レッスン生、関西地区募集休止のお知らせ

 このブログをご覧になっている方は良くご存知と思いますが、従来から
Maison de Lingerie  La CeRES では大阪において
ランジェリーのものづくりが体験できる
レッスン教室を開催し、現在でも来校しておられる方がおられますが、8月のTV放映以来、お問い合わせや入学希望の申し込みが増加し、
レッスンの対応が不可能となってしまいました。

 そのため既に入学済みの方を優先に、関西地区の今後の入学は当分の間お断りする事となりましたので
ご了解ください。
 将来、体制が整いました暁には再度募集開始のご案内を致しますので、恐れ入りますがそれまで
お待ちいただきますようお願いいたします。


 一方、東京地区においては10月を目処にレッスン教室を開始いたします。
関東在住の方々のご要望も非常に多くなったためです。
 詳細は後日ご案内することになると思いますが、東京近辺の方で
「自分でランジェリーを創って見たい」と思っておられた方は、今後のお知らせにご注意ください。
あまりご応募が多い場合は関西と同様に定員を設けさせていただきます事、あらかじめご了解ください。

今後ともランジェリー・クリエイションを追求する
  Maison de Lingerie  La CeRES   
      の活動にご期待ください。

パターンメーキング実習27・・・ブラジャー模型の作製7

文字色B.P.を確実に押える事ができたら、順次端に向かってテープを貼って行き、立体にしてゆきます。



 立体にして行く方向はB.P.の前中心側(向かって左側)からでも、脇側(向かって右側)からでもどちらからでも構いません。

大切なのは次の項目です。

1) 貼ろうとする場所の、上下カップのB.P.からの各距離がきちんと同一であること
   これは良く分かりますね。同じ距離になるように貼らないときれいな立体になりませんし、
  パターン線の長さのチェックにもなりません。

2) 貼ろうとする場所の上下カップの各線が接するような状態で貼りあわせる事
  間が離れていても、重なってしまっていてもいけません。

3) 貼る場所だけを見るのでなく、貼ろうとする辺全体にも注意を払い、
  全体がきれいな立体になるように配慮し続けながら作業を進めること


というところです。



写真は脇側(B.P.の向かって右側)の貼り合わせ作業が終了した所です。
メンディングテープは貼り直しが利きやすいテープですからうまく貼れるまで修正しながら立体を作製して行きます。




        cup1

パターンメーキング実習26・・・ブラジャー模型の作製6

上カップにうまくテープが貼れましたか?今回からは上カップと下カップとを貼り合わせて「カップ立体」を作って行きます。




最初に写真を見てください。

 作製3の所で「一番大事なのはバストポイント(B.P.)」と言いましたね。そのために上カップのテープ貼りはまずバストポイント部から貼り始めました。

 下カップとの貼り合わせ(これが縫い合わせと同じことになります)も一番大切なバストポイント(B.P.)位置から始めます。つまりカップ渡り線の中央辺りから始めるということですね。
 上カップ、下カップ共、バストポイント位置には線が描かれていますから、その線の端がピタッと一致するようにして突き合わせて貼り合わせます。角度はバストポイントの両側の角度が同じ程度になるように配慮します。


                    BP

9月に入りました

                     


いよいよ9月ですね。まだまだ暑い日が続きますが、実質あと4ケ月で2012年も終わってしまいます。
  9月は一方で防災の日もあって何がしか暗いイメージもありますが、私事で恐縮ながら私の誕生月でもありますので個人的には好きな月です。
 今までの暑いシーズン、ひたすらややこしいブラジャー作りの解説ばかりしましたのでここらで一休み。
最近、ショックを受けた話題についてお話します。



 日本のランジェリー工場関係者の方とお話をしていて、通例の「最近いかがですか?」という話題になったのですが、その方が言われるには「状況は良くない」。
 これは私も以前からそう感じていましたから「そうですか」と返事しただけでしたが、話が進むにつれ思わぬお話を伺う事が出来ました。


私:「現場の方の平均年齢はおいくつくらいですか?」
工場関係者の方:「40台前後くらいかなぁ」
私:「え!そんなにお若いのですか!」

私:「でも、若い方は入って来られないでしょ?」
工場関係者の方:「いえ、今年も新卒者の方が入って来られました。」


私はあまりに現場を知らなさ過ぎたようです。あまりに表面的な見出しに囚われ過ぎていたような。
そしてそれは自分の仕事内容をあまりに軽んじていたのかもしれません。


私は希望が出てきました。こんな工場の人たちと一緒に日本の技術と企画力が誇れる作品を創ります!



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