パターンメーキング実習18・・・ブラジャーパターンの原型展開例1

ブラジャーパターンの展開例です。
以前と同じ方法で展開例をアップしておきましたのでダウンロードしてみてください。






誠に申し訳ございませんが、上記のダウンロード用データはすでにサーバーから削除されていますので、ページに移動してもダウンロードはできません。混乱をきたしますので以下に記述しておりましたダウンロード方法の記述は消去させていただきました。(2013.10.6)

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パターンメーキング実習17・・・ブラジャーパターンの原型1

描線の練習はもう終わりましたか?
 そして、まずまずきれいなラインが描けるようになりましたか?
   多分、熱心に努力される皆さんのことですからもう大丈夫なことと思います。



 ブラジャーの原型例を以前の練習課題と同じ方法でアップしています。同じ方法でダウンロードして入手してみてください。


 注意事項を記しておきます。

・ 原型の種類としては「ワイヤーレス・円型ブラジャー」のJISサイズB70のものです。

・ このパターンはあくまでも「原型」ですから、このままでは使いにくいです。
用語の所で解説した「展開」作業を行わなければなりません。そしてその展開作業が良い作品が出来上がるかどうかの分岐点になります。

・ 原型と言うものはその成り立ちやポイントをはっきりと示さなければ使いようがない、展開のしようがありません。

・ しかしながらこの原型の説明を始めたら、また長く長くなってしまい、それもブログでは説明できません。



 そこで、残念ですが今回入手いただいたパターンは参考として手元に置いておいてください。

 私のほうで展開して、すぐに使えるような形のパターン例を次回に再度提示させていただきます。





誠に申し訳ございませんが、上記のダウンロード用データはすでにサーバーから削除されていますので、ページに移動してもダウンロードはできません。混乱をきたしますので以下に記述しておりましたダウンロード方法の記述は消去させていただきました。(2013.10.6)

パターンメーキング実習16・・・基本用語6

注意事項! 「ワイヤーブラジャー
前回の大分類に関係しての注意点を一つ付け加えておきます。



「ワイヤーブラジャー」はご存知ですよね?
 ワイヤーブラジャーはカップ周りに「ワイヤー」と呼ばれる鋼鉄製の曲線状に加工された針金を入れているブラジャーのことですが、今や店頭で売っているブラジャーのざっと8割くらいはこのワイヤー入りブラジャーではないかと思われます。

 例として市販されているワイヤーブラジャーの写真を載せてみましたが、こんな「顔」は良く店頭で見ることと思います。
 カップ周りの縫い線(接ぎ線)が半円状のカーブを描いていて、一見、「円型ブラジャー」のようにも見えますね。

 しかし、注意点としてお伝えしたいのは、
この「ワイヤーブラジャー」というワイヤー部品がカップ周りに入っているタイプのブラジャーは、前回説明の「円型ブラジャー」とは違った分類に当たり、パターンメーキング上では全く互いに異なります

 これからのパターン解説は特に説明がない限り、ワイヤーの無い「ワイヤーレスブラジャー」を前提にしていると理解してください。
 その理由はというと、これまた非常に長く、複雑になってしまうのでブログ外でお願いします。

 説明を聞かないと疑問が残ってしまうかもしれませんが、当分の間の話はとりあえず「ワイヤーレスブラジャー」を前提にしているということを頭において進んでください。


市販されているワイヤーブラジャーの例

パターンメーキング実習15・・・基本用語5

やっと本題のブラジャーに関係する用語が出てきました。
しかし、初めて聞く方には何とも不可思議な「円型ブラジャー」と「角型ブラジャー」という言葉です。



 何となく「円型ブラジャー」は丸い形で、「角型ブラジャー」は四角い形?と想像されるかもしれませんが、半分正しいです。
 ただ、ブラジャーのパターンをしっかりと身に着けたいと思っておられる方は、今回の話を良く聞いて、十分にその内容を理解しておかなくてはなりません。今回の話題はブラジャーの基本パターンの分水嶺に当たりますので。

 ブラジャーの分類については様々な見地からの分類ができますが、パターン・メーキングの見地からでは、まず大きく

「円型ブラジャー」と「角型ブラジャー」とに分けて考えるのが第一歩です。

 この二つは着用上(フィティング上)でも互いに無い長所と短所とを持っていますが、パターン・メーキング上においてもパターンに対する考え方(コンセプト)や線の扱い方(テクニック)が異なります。

 例として「円型ブラジャー」と「角型ブラジャー」の商品の図を掲げてみました。要は、カップ周りのバスト縁に沿う箇所のラインが丸くなっているか、角があるのかという違いです。

 詳しい説明は大変長く、かつ複雑な話になりますのでこのブログではとても説明が出来ません。そこで説明は省略させていただきます。説明を聞きたいという方は当方へご来社頂けましたら図解しながら説明させていただきます。
 距離や時間の関係で無理な方でどうしてもという方は質問という形でご連絡ください。しかしながら文書ではなかなか理解しづらいと思いますが、出来る限り対応いたします。

円型ブラジャー  角型ブラジャー     

    円型ブラジャー            角型ブラジャー

パターンメーキング実習14・・・基本用語4

次は「展開」という言葉です。



これは難しいことではなく、原型のパターン線を引き直すして変える行為の事をここでは「展開」と呼びます。
もっと分かりやすく、例えば「変更」とか「修正」とかの言葉を使っても大きな問題はないのですが、筆者は「展開」という言葉に強く惹かれます。


今後、ブラジャーがある程度できるようになってから次第にそのニュアンスが分かってくるかと思いますが、パターンの既存の線を少しだけでも引き変えることによって作品の表情が大幅に変わることが良くあるのです。良く変わる場合だけでなく、悪くなってしまうことももちろんあるのですが。

それはまるでマジックを見ているような錯覚さえ起こります。そしてその事が私たちパターンナーがパターンの魅力にとりつかれてしまう大きな要因になっていると思っています。そのような感動的行為に、ただ物理的所作を示す「変更」や「修正」などの用語は似つかわしくないように思われます。


ほんの少しだけラインを変えたら驚くほど良くなった!という感激をいつも夢見つつ、その行為はやはり「展開」と呼ぶのがふさわしいように筆者は考えています。

パターンメーキング実習13・・・基本用語3

だんだん難しい話になってきましたが今回は「製図線」と「デザイン線」という用語です。



この2つの言葉はお互いに対立用語です。

平易に言うと、
「製図線」は変えてはいけない線、
「デザイン線」は変えて良い線です。

 こう聞くと良く分からなくなってしまうかもしれません。
 前回の解説のように、通常、パターン・メーキングはこれから作成するパターンに最適な原型を選定し、それを基準点(線)を最意識しながら原型の線を引き直して行くと言う具合に進めますが、その「引き直す」時には自分の想いに従って(ある程度)「自由に引き直して良い線」と「いじってはいけない線」とがあるのです。

 前者が「デザイン線」で、全く自由にと言う訳ではありませんが、自分の考えたデザイン、例えばここはもっと膨らませてとかここは直線的にとかの想い通りに引き変えても良い線です。

 後者は「製図線」で、これを引き直してしまうと原型パターンそのものが変化してしまうのでその原型を使う意味が無くなり、パターン自体もバラバラになってしまいます。原型パターンの主要構成要素と言えましょう。 


パターンメーキング実習12・・・基本用語2

次の基本用語は「 基準点(線) 」です。



 通常、パターンを作成する(これがパターン・メーキングです)場合は、前回解説した「原型」パターンを基にしてこれを自分のデザインに作り変えて行きますが、その時に常に最重要に意識していなくてはならないのがこの「基準点(線)」です。

 意味は字の通りに「基準になる点または線」のことです。この基準点(線)をパターン・メーキングを行う際にどう捉え、扱ってゆくのかと言うことはこのブログでは説明しきれないので省略しますが、すべての変形はこの基準点(線)を中心に見据えて進めてゆきます。

 基準点はあたかも太陽系の中の太陽のようなものです。太陽の存在を無視して地球は自転も公転もできません。つまり太陽系の中にいる限り太陽の影響を最も強く認識しながら地球も、その他の太陽系の惑星も動いているのです。

 私たちが、あるデザインのブラジャーのパターンを作成しようと思った時、まず、そのデザインに最適な前述の「原型」を基にして、その原型を最重視しながら線を自分の好きなように引き直して行きます。この場合、使用した「原型」は太陽系で、「基準点(線)」は太陽に当ります。


 具体的に基準点(線)をどの点(線)にするかはパターンナー各人の考え方にもより、絶対的なものはありません。しかし、原型を引き直し始めたら途中で基準点(線)を変更してはなりません。もし変えてしまうと新しく描かれたおのおののパターン線の統率が取れなくなってしまい、製図がバラバラになってしまうからです。

 基準点(線)はまた、アイテムによっても異なります。ブラジャーにはブラジャーの、ショーツにはショーツの基準点(線)があります。

パターンメーキング実習11・・・基本用語1

パターンに関する基本用語の解説1




 まだ、課題の練習をしておられることと思いますので、その間にこれから必要となる
パターン・メーキングに使う基本的な用語の解説を何回かに分けてしておきましょう。
 ちなみに「パターン・メーキング」とは「パターンを作成する行為」のことを言います。
 これらの基本用語は今後、頻繁に出てきますから良く理解して置いてください。



最初は「原型」という用語です。

 アウターウエアなどこれまでパターンを少しでも行っていた人には使い慣れた用語と思いますが、これから制作してゆく個々の作品のパターンの源流となるパターンのことです。

 パターン・メーキングをして行くと自然に分かってくると思いますが、例えば自分が考えたあるブラジャーのパターンを引いてみようとする時、全くの白紙の製図用紙からパターンを引き始めることは少なく、何かしらその新しいパターンの参考となるような既存のパターンを基に引き始めることがほとんどです。
 そしてこの「基とする既存のパターン」の最たるものが「原型」と呼ばれます。

 原型にはかなり詳しく具体的なものから、要点のみしか作図していない抽象的なものまで様々なレベルのものがあり、各パターンナー毎に自分の原型を持っている場合もあります。
 原型は通常、服種毎にあって、例えばアウターウエアの場合ではブラウス原型、パンツ原型・・などと呼ばれています。
 ブラジャーの場合の原型はさらに細かく分かれていて何種類もありますが、一般的には「円型ワイヤーレスブラジャー」(後で詳しく解説します)の原型が基になると考えてよいでしょう。

原型となる得るパターンの必要条件としては

① パターンを作成してゆく上での重要な点や線が示されていること
② さまざまなデザインに対応してパターン作りが出来ること
③ 似た意味で、そのパターンの変形が容易なこと

などを備えていなければなりません。
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