ブラジャー産業について

私もこれまで33年間ブラジャーに関わってきましたし、まだ今後も関わって行こうと思っています。その中で、ブラジャービジネスで食べて行けないだろうか?と言うことは何度も考えました。



ブラジャーという衣料は、一般的な衣服(アパレルと呼んだりします)の中で、どちらかというと特殊な性格を持った衣料品だと思います。これは以前のブログの中でも書かせていただきました。
商品内容から言えば、女性専用衣料であるとか、体を締め付けて着る衣料であるとかいろいろありますが、ビジネスでという面においても特殊事情がかなりあります。

まず、サイズの問題です。
サイズについてはまた別の項目で後日詳しく解説しようと思いますが、商品化する上での難関であると同時に、ビジネス上でも最大クラスに属する(と思う)難関です。
サイズは人さまざまです。現在販売されているブラジャーのサイズ展開も各社マチマチですが、各社のサイズ展開具合を見るとどの程度サイズをビジネス上考えているかについての察しがつきます。
多く見られるのはB65,B70,B75,C65,C70,C75,D65,D70,D75の9サイズを基本にした展開ではないでしょうか。例えばあなたがあるブラジャーを自分のお店で売るとした時、ひとつには仕入れるサイズ別の数量バランスが問題です。どのサイズが一番売れる?大きな問題です。専業の大手各メーカーでも確実な答えは出せないでしょう。長年商売を続けていれば店頭の売上データとセールスの勘とで当たる確率は大きくなります。ただデザインやパターンによって比率は変わってくるでしょうし、お客さんの流れが変わってしまったり、新規開店の場合は勘に頼るしかありません。




次に、例えば平均して1サイズ当たり10枚を仕入れたとしましょう。10枚なら片手でも持てそうな量ですが、1品番の量となるととたんにこの9倍の90枚の在庫になってしまいます。普通は1品番だけ売るということはないと思いますので、90*品番数ということになりあっという間にかなりの在庫です。そして同じ商品ばかり売っているわけには行かないので年4回仕入れするとなると、完売が続けば問題はありませんが一度在庫が残り始めれば雪だるま式ということになります。
一言でブラジャービジネスといっても様々な切り口があって、全員がこの問題に悩まされるわけではありませんが、過去から現在に至るまで「ブラジャーのサイズ展開」はビジネス上の大きな課題になっています。



話が本題からそれてばかりですみません。次回は本題に話を戻そうと考えていますが。


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