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一言で「ランジェリー」と言っても・・ 2

8月ももう終わりか・・・。現在、筆者のメゾンは超忙しい!。まあ、「新しいランジェリーを!」と言い続けてきたのだから仕方がないか・・・。

       ランジェリーデザイン


以前の回でもお話ししましたが、ランジェリーはその中身が3つに大きく分かれます。そしてこれらをごっちゃにするとまったく訳の分からないものができてしまいます。


例えば一番ポピュラーなアウターウエアを採り上げてみると、アウターウエアの企画開発に携わってきた方も読者の中には多いのではないかと思います。アウターウエアはやはり何と言ってもアパレル産業の星であり、花形です。そしてそこで携わる職種も人数も下着業界に比べたらはるかに多いようです。良く「裾野が広い」と言いますね。

ただ以前、アウターウエアのパターンメーキングに関わっておられた方から聞いた話ですが、「ニット系のパターンと布帛系のパターンとはまったく違っていて、ニット系で仕事をしていると布帛系のパターンは良く分からない」ということを聞きました。アウターのパターンナーさんはすごく技術に長けていて何でもこなせると思っていた筆者としてはかなりの驚きでした。

下着類では圧倒的にニット生地の使用比率が高いのであまり気にしたことは無かったですが、アウターもひとつの大きなジャンルではなく、特徴ある様々な小さなグループから成り立っているのだと思うと、下着においても全体がひとつのものではなく小さなグループに分かれていることも当然の事なのでしょうね。



下着はどれでも全部一緒と考えることは止めましょう、 
    Maison  La CeRES
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新しい時代

関西は本当に暑い日が続きますね!私の郷里 千葉 では台風の影響もあって天気予報では大阪と10度も最高気温が違う!千葉だったらもっと仕事が進むのになぁ・・。

   ランジェリーの流れ


とにかくここへ来てオリジナル・ランジェリーの依頼が舞い込む舞い込む!と言っても儲かる話しは全然無く出費ばかりですが、もともとがボランティアのようなビジネスモデルなので損失は気にしていません。
依頼が多いので現在デザイナーを筆者を含め5人体制で処理していますが、思うようには進めていないのが現状です。

そんなことより今回の話はとにかく「新しいランジェリー」の声が次第次第にどんどん高まって来ている現状のことなんです。
今日も新しく電話とメールとがあり、オリジナルランジェリーをしたいけどという相談のような、結局は他に依頼するところが無いので当社に依頼したいという流れになってしまっています。
こちらも「ランジェリーのデザインをすべての人に!」と言うのがコンセプトなので無碍に断ることも出来ず、さらにデザイナーを増やさざるを得ないと言う悪循環に陥っています。


それもこのブログではどうでも良いことなのですが、肝心なのは「新しいランジェリー」を求めて多くの人が動き始めている!と言う事実です。
下着業界を経験したことがある人なら誰でも感じていると思いますが本当に「閉鎖的」業界です。そのために先を見ることなく(見たとしても眼をそらして)、横だけを見て進んできましたから「新しいデザイン」とは無縁に近い歴史だったわけです。
そうした体質を「管理」している業界構成者がその考え方を長い間支えてきました。その構成者は今でも健在で、ちょっとやそっとの外圧ではびくともしない体制を維持してきたのですが、この「新しい流れ」にはどう抗して行くのか・・・。大きな戦いの前兆かも知れません。

とりあえず筆者は「新しいデザイナー」の住む屋敷に加勢に参る予定です。


どなたか一緒にボランティアをやって頂けるデザイナーさんはいらっしゃいませんか?

この世に新しいランジェリーを!  Maison La CeRES



一言で「ランジェリー」と言っても・・

7月も大忙しであっという間に過ぎてしまいました。7月の投稿は何と2件だけ・・。8月は頑張りたいと思いますが予定は7月より詰まっている・・。取り急ぎ最初の日くらいは。
      ランジェリー


「ランジェリー」の内容について前回お話ししましたが、装飾的な下着衣料、ランジェリーもその仲間はとても広いと同時に3つのグループに分かれています。それをよく理解していないとこれからのあなたの努力は全く無駄になってしまうかもしれません。

3つのグループとは
 ① ブラジャーなどの「ファウンデーション」グループ
 ② キャミソール、ペチコートなどの「ランジェリー」グループ
 ③ 肌着などの「インナーウエア」グループ

これらをごっちゃにしてデザインを進めると実際に商品にするとき(商品化などと呼ばれます)に問題が次々と現れて商品にできなくなってしまうこともあるので要注意です!

何が違うのかと言えば早い話、「業界が全く違う」のです。同じ下着を作るのになぜ?という疑問が湧くかもしれませんが、現実はそれぞれ独立して他と違う仕事の仕方をしていることが多いので話が通じにくくなっています。
さらに話が通じにくいだけならまだしも、生産ができなくなってしまうことも。

このブログを見ていただいているランジェリー・クリエイターの方々の大半は商品の生産は自分で縫うというようなことはせず、他の会社、工場に頼もうと持っているのではないでしょうか?これはOEM生産などと呼ばれています。
ところがその工場はファンデーション用工場、ランジェリー用工場、インナーウエア用工場とそれぞれ分かれていることが多いのでランジェリーの工場に「ブラジャーを縫って」と依頼しても断られるか、受けてもらえてもきれいに仕上がらないという困った問題が出てきます。


オリジナルランジェリーを創りたいと思ったら  Maison La CeRES

「ランジェリー」って?

ランジェリー情報マッチングサイト「Lin-CREA」スタートに当たっては、やっぱりこれを考えなければならないんでしょうね?

ランジェリー


ランジェリー」と言う言葉の内容はあまりはっきりしているものではないようです。

筆者は色々な場面で「ランジェリー」を説明する時、「装飾性の高い(女性用)下着衣料」と言うように話しています。下着衣料の中でも装飾性の高いものという趣旨でこれはこれで問題ないと思うのですが、下着企業が集う下着業界では「ランジェリーとはスリップ、キャミソール、ペティコートなどアウターウエアと肌の間に介在する衣料」というのが一般的です。これらは昔から装飾性も高いので筆者の内容と通じる処もあるのですが、これではブラジャーなどのファンデーション衣料はランジェリーには入らないということになってしまいます。
また他方の解説では「ホームウエア」と呼ばれる、室内で着用されるルームウエア、ラウンジウエアさらにはネグリジェなどの寝装類もランジェリーに含まれるという話も聞いたことがあります。

ただ、衣服の分類というものはあまり学術的な話しには囚われず、時代時代の生活者の意識により当てはめて行けば良いのではないかと筆者は考えています。そしてこうしたファッション用語としての考え方に加えて、現代用語としての考え方も加味しなければなりません。

これらを総合的に考えますと、現代の非常に高度な装飾を施されたブラジャーを「ランジェリー」と呼ばないというのは逆に大きな違和感を覚えてしまいます。そこで筆者は、「あまり衣服の形や機能からの分類には囚われず、ボディを強く意識した高度に装飾的な衣服をランジェリーと呼ぶ」と考えたらいかがかと自身で想い、提唱いたしたいと思います。
     素晴らしいランジェリー

ちなみに「(女性用)」と冒頭に記載しましたのは、別に男性用のランジェリー(装飾性の高い下着)があっても良いのではないかと筆者は考えます。筆者のところにもたまに「男性用下着のパターンを引いて欲しい」という依頼が来るのですが、新ブランド用といってもデザインは過去に見たようなものばかり。どれも装飾性、デザイン性に優れたというものではありませんでした。
男性下着デザイナーはもっと工夫を凝らすべきだと思います。でももっとも着用者のほうがその考えに追い付かないのかもしれませんが・・・。

次回からはランジェリークリエイションに役立つ話を。

 
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Lin-CREA と このブログ

ブログのデザインを新しくしました。
理由は前回ご案内した、情報交換サイト「Lin-CREA」(ラン・クレア)立ち上げに伴い、このブログでもランジェリー創作に役立つ、いろいろな角度からの情報を掲載したいと思っているからです。

     簡単制作


7月9日と10日の2日間、新宿の文化服装学院近く「ミシンプロ」さんのスペースを拝借してシンプルなトライアングルブラとショーツの制作実習を行いました。
ミシンプロ」さんのありがたいところは実習に必要なスペースとミシンとをリーズナブルに貸していただけるところです。ミシンの状態もさすがに「プロ」だけあって万全ですし、何台も貸していただけるので筆者のように大阪から出張で上京する者にとっては身軽に伺えることも本当に感謝しています。

そういうわけでいつもミシンプロさんに無理を言って拝借しているのですが、この実習に参加していただける方々は別にソーイング作業を今後したいと思って来ている訳ではありません。
ランジェリー・クリエイターを志す人にとって「制作作業」はデザインをする上で必須なんですね。「デザイン」と一言で言いますがデザインをある程度のレベルに完成させることができるには一瞬の閃きなんかではなく、地道な「試作(プロトタイピング)」の繰り返しでしかありえないんです。

陶芸の道を進む人でも自分がこれだと思って焼きを入れて出来上がった作品が気に入らず、何度も何度も挑戦するという姿を見たことはありませんか?ランジェリー創りも作品創作過程としては全く一緒なんですね。
ですからランジェリー・クリエイターも手近に試作設備(つまりミシンなどですね)を置いておいて、閃いたときはすぐに試しに形にしてみるということがクリエイションに大いに役立つし、自分のクリエイション能力をさらに高めるのに役立つということになるんです。


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